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コンサルになるには、なぜケース問題やフェルミ推定をできる必要があるか

お疲れ様です、ゆーたです。

 

本日は、コンサルとして働くために面接で突破しなくてはならないケース問題および

フェルミ推定についてお話しできればと思います。

  1. そもそもケース問題やフェルミ推定とは何か?
  2. なぜコンサルタントとして必要な能力なのか?*1

の順に沿って、解説していきたいと思います。

 

  1.そもそもケース問題やフェルミ推定とは何か?

ケース問題もフェルミ推定も、両方ともコンサル業界の入社試験で見られる問題の定番です。

そのうえで、ざっくりと言うと以下になります。

 

  • ケース問題 … 出題された課題に対して、解決策を提示すること

(例.)ゴールドジムの売り上げを伸ばすには、どのような施策をとるべきか

 

  • フェルミ推定 … 実際に捉えどころのない数値に対し、論理的に概算して推論すること

(例.)日本には、犬を飼っている世帯は何世帯あるか

 

両方とも明確な回答は存在しないケースが多いですが、

入社面接で見られているのは、「なぜその施策・数値を弾き出したか」「弾き出すまでの過程は論理的であるか」になります。

 

特にフェルミ推定では、知識をもとに回答できてしまうケースや、偶然近似値の回答を弾き出してしまうケースがありますが、論理的でなければ全く意味がありません。

 

  2.なぜコンサルタントとして必要な能力なのか?

 

そもそもコンサルタントの業務内容は、「クライアントの課題に対し、解決策を提示したうえで、実行に向けた支援を行う」ということになります。

※一部戦略コンサルでは、支援までは行わないケースもあります

 

この場合に、クライアントはコンサルにどのような依頼をしてくるでしょうか?

(解答.)

(1)部署Aの成績が良くないため、売り上げupに協力していただきたい

(2)部署Bの業務内容を自動化することで、効率化していきたい

 

……というように、クライアントは「何が課題かわかっていない」「そもそも何をどうすればよいか分かっていない」大きな赤ちゃんみたいな状態なわけです。

 

つまり、「何が原因で目的を達成できていないか」や「何を対象に施策を打てばよいか」について、0から仮説を立てて考えていく必要があります。

(これを「仮説思考」と言います)

 

仮説を考える力がある程度あるかを確認するのが、ケース問題フェルミ推定となるわけです。

 

次回より、実際に問題を解いていきたいと思います。

 

よろしくお願いいたします。

*1:一部主観的な意見です